禁止されるとやりたくなるのがヒトの心理ですわよ

2025年4月22日リライト

コロナの時に、
外出の自粛が叫ばれていました。

もちろん、
コロナという不測の事態ですから
致し方ない。 

でも出れないとストレスたまる!
なんて声も聞こえていますよね。

もちろん、
出られないストレスも大きいですが
そもそも禁止されるとやりたくなる
のが人の心理。

私たちの脳は
禁止と人称が理解できない
があるんです。

ここで会長からあなたへ

「今からチーズタルトの上を走る
 ピンクのゾウのことだけは
 考えないでくださいね?」

すでにあなたの頭の中を
ピンクのゾウがタルトの上を
走り回っているのでは???

「やるな」「するな」の禁止は
脳、わかんないんですよ。

画像はイメージ(イラストACより)

「出しっぱなしにしないで」
と注意して効果がないのは
皆さん、経験ありかと。

「週末の外出を控えて」より
「家で過ごしましょう」の方が

行なってほしいことをしてもらえる
んじゃないかなー。

もちろん、
自分で自分のことは決めたいって
心理も働くところもあるので。

この言い方をしても、
抵抗感は起きるでしょうけども、
伝え方1つで結構違うんです。 

だからこそ、
カフェで隣の知らないおばちゃんが
パート先の人の悪口をずーっと言っていたら、

「あ~、座る席間違えた」
とか
「気分悪いから早めに退散しよう」
となっちゃうわけなんです。

知らない人が知らない人の
悪口言ってること不快になるって、
よく考えたらおかしいですもんね。 

悪口は言わない方がいいっていうのも
言えば自分の耳に入りますからね。

自分で自分の機嫌を損ねることに
なってしまうのですよ。 

誰かに何かをしてほしくない時
禁止で伝えても伝わりません(笑)

してほしいことに変換して
伝えてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

笹本ゆかり
笹本ゆかりコミュニケーション達人会会長
『コミュニケーションが苦手』と言い切る鎖国主義な私が主催するコミュニケーション達人会。人との付き合い方、自分との付き合い方、そして今の時代避けることができないSNSで付き合い方(文章術)を紹介しております。