ご近所さんとのコミュニケーション

会長が住んでいるマンション、
とにかく管理会社からの手紙
が多いのです。

  • お子さんの足音がうるさいの苦情が入ってます
  • 通路での通話は近隣の迷惑です
  • ベランダでたばこは吸わないでください

マナーとして、
「それはないわー」
みたいなものから

神経質な方がいるのかな?
なものまで幅広く
管理会社も大変だなぁと思ってみたり。 

こうした近隣のクレームやトラブルも、
マナー違反のほかにコミュニケーションの不足
が原因だと言える部分があるのです。

うちのマンションの場合、
ほぼあいさつがないです 笑 

通路で出くわしても、
「こんにちは」

声をかけたとしても、
返事があればラッキーなくらいで
会釈のみでササッと去ってしまう方
がほとんどです。

「こりゃクレームが多いわけだ…」
と会長は思うわけです。

なぜでしょうか?

1つの理由として、
人は特定の刺激を繰り返し受けると人は
その刺激そのものや刺激を与えた人に対し
好意を持つものです。 

演説などでも
何度も同じフレーズを繰り返したりで
使われているテクニック。

画像はイメージ(イラストACより)

小泉純一郎氏は演説が非常に上手い
と定評ありますが、

「自民党をぶっ壊す」
「郵政民営化」
「聖域なき構造改革」

今聞いても、
「ああそんなフレーズよく聞いた」
と思われるのではないでしょうか? 

何度も繰り返され、
耳に馴染んでくるということも
あるんでしょう。

同じフレーズを演説で繰り返すことで
なんだか警戒心が薄れて好感を抱いて
しまうのです。  

たかが挨拶かもしれません。

しかし繰り返し行うことで、
相手は確実に警戒心を緩め、
あなたに対し好意を抱くようになるのです。 

現に、
まだまだ足早に去る方もいます。

しかし一部の方は、
あちらからおはようございますと
笑いながら声をかけてくれる方も
出はじめていますよ。

人間は勝手なもので、
好意を持った相手には甘くなるもの。  

大騒ぎする子どもという出来事に対しても、
知っている、好意を抱いている相手であれば
元気だな、楽しそうだなと思え許してしまうもの。 

もちろん、
マナーを大切にすることは大事です。

しかし、
こんなコミュニケーションのコツを活用することで
クレームを言われる率が減るかもしれませんよ。

この記事を書いた人

笹本ゆかり
笹本ゆかりコミュニケーション達人会会長
『コミュニケーションが苦手』と言い切る鎖国主義な私が主催するコミュニケーション達人会。人との付き合い方、自分との付き合い方、そして今の時代避けることができないSNSで付き合い方(文章術)を紹介しております。